プロジェクト
ストーリー

待望の新薬を最速で届けるために、
個の力を結集し、チームで挑んだ市場導入プロジェクト

14年ぶりの透析そう痒症治療薬の市場導入。より早く、より多くの透析患者さんに届けるために営業所のメンバー総動員で挑んだ結果、全国No. 1の採用軒数を実現。

透析の患者さんの多くは、皮膚に病変がないにも関わらず、かゆみを感じる「そう痒症」に悩まされています。その治療薬として開発された「コルスバ」。キッセイ薬品は提携会社と共同研究を重ね、2023年12月13日に無事、新発売を迎えました。全国の透析施設に届けるため、医薬営業本部は総力を挙げて市場導入に注力することに。そんな中、大阪第二営業所は全国にある当社営業所の中でNo. 1の採用目標を掲げ、所員全員で緻密な戦略を立案・実行。所員一人ひとりの個性を活かした営業スタイルを貫いた結果、見事目標を実現しました。

プロジェクトメンバー

左右にスライドしてご確認ください

  • N.Y

    医薬営業本部 関西支店 大阪第二営業所
    2007年入社

  • Y.KY

    医薬営業本部 関西支店 大阪第二営業所
    1989年入社

  • S.TE

    医薬営業本部 関西支店 大阪第二営業所
    1993年入社

  • Y.KA

    医薬営業本部 関西支店 大阪第二営業所
    2004年入社

  • O.K

    医薬営業本部 関西支店 大阪第二営業所
    2007年入社

  • S.TA

    医薬営業本部 関西支店 大阪第二営業所
    1993年入社

  • Y.Y

    医薬営業本部 関西支店 大阪第二営業所
    2017年入社

  • A.Y

    医薬営業本部 関西支店 大阪第二営業所
    2023年入社

一人でも多くの患者さんに届けるため、
営業実績No. 1を目指してプロジェクトに挑んだ

ーまずは、プロジェクトの概要を教えてください。

N.Y

一言で言うと、透析患者さんの皮膚のかゆみを抑える「コルスバ」という医薬品を、最速で市場に導入することを目的としたプロジェクトです。日本でこの効能を持つ治療薬が発売されるのは、およそ14年ぶり。透析施設や患者さんからのニーズが非常に高く、待ち望んでいる方々のために早急に届ける必要がありました。そこで私たち大阪第二営業所が立てた目標は、全国の営業所でNo. 1の採用率を実現すること。発売月に担当エリアの透析施設の30%に導入、その3ヵ月後までに50%の導入を目指し、周到な準備を進めていきました。

O.K

「それってそんなに難しいことなの?」と思われるかもしれませんが、新薬の市場導入は想像以上にハードです。医薬品は種類が膨大なため、自社製品の特徴を明確に説明しなければいけませんし、患者さんの命に関わる可能性もあるため、安全性やリスクもしっかり伝えなければいけません。コルスバの有効性と安全性を根拠とともに提示し、医療従事者から信頼を獲得する力が求められるのです。

Y.KY

ここまでスピードにこだわる理由は、第一に「患者さんにいち早く届けたい」という想いがあるから。かゆみは患者さんのQOL(生活の質)を著しく下げ、生命予後にも影響を及ぼす症状です。患者さんの苦しみを一刻も早く和らげるためには、私たちの初動が大きなカギを握ります。また、医薬品は特許の期限が決められています。特許の期限内にいかにその製品を市場に浸透させられるかも私たちMRの大きな使命。私たちの頑張りが、次の新薬を生み出すための研究開発費の創出にもつながっています。

S.TA

私たち大阪第二営業所が担当するエリアは広く、透析施設も多い。つまり、私たちが結果を出せばそれだけ多くの患者さんに医薬品を届けられるし、キッセイ薬品の価値も伝えることができる。新薬導入の際はいつも「全力でやるぞ!」という気持ちになりますが、今回も気合いを入れて挑みました。

N.Y

プロジェクト始動時から所内に熱気がありましたよね。私は所長としてプロジェクト全体を取りまとめていたのですが、まずはメンバー全員にコルスバを患者さんに届ける意義と、全力で取り組んでもらいたいという想いを伝えました。所長になって初の大型プロジェクトだったため、私自身も気合いが入っていたんです。

Y.Y

私は自身の担当エリアのMR活動の他に、コルスバとはどんな医薬品なのか、その価値をどう伝えるかという発信方法を営業所内に浸透させるなど、他の所員のMR活動を支援する役割も担っていました。スムーズにMR活動を行うための土台をつくる仕事というとイメージしやすいかもしれません。またA.Yさんのメンター(相談役)として業務の相談に乗ったり、課題が生じれば一緒に解決策を考えたりする立場でもありました。

A.Y

Y.Yさんには本当にお世話になりました。私はこのプロジェクトが始動した当時、入社1年目で右も左もわからない状態だったので、一人のMRとして結果を残せるか不安もあったんです。ただ、今回の高い目標を実現できたら、営業所としての大きな結果を残せるだけでなく、個人としても大きく成長できるはずだと考え、先輩たちに何度も力を借りながら挑みました。

事前準備の徹底と綿密な情報共有が、
医療従事者からの信頼獲得につながった

ー特に難しかったのはどのような点でしたか?

Y.KY

ニーズは高いのに、全ての透析施設がすぐに処方を開始してくれるわけではなかったことですかね。効果が出るまでに個人差があることはある程度予想していたのですが、即採用して処方いただいた医療機関から有効性についての感想をお聞きすると、すぐに効果を感じる方もいれば、症状改善までに数週間から数ヵ月かかる方もいました。コルスバはかゆみを抑える医薬品のため、効果の評価は患者さんの主観に基づきます。中には「他の施設での使用経験等を見てから」と、すぐに採用することを躊躇する透析施設もありました。

O.K

新薬である以上、想定外の事象が起きることは覚悟していましたが、ニーズの高さと実際の反応がここまで違ったのは初めてでしたね。私は多くの透析患者さんを抱える基幹病院や透析クリニックを担当していたため、ニーズは絶対にあると思いながらも、どのように説明すれば、コルスバの有効性と安全性をご納得いただけるかについて非常に悩みました。

N.Y

この壁を打ち破るカギとなったのは「積み重ねてきた事前準備」と「綿密な情報共有」でした。月並みだと思うかもしれませんが、この2つに徹底的に注力したことが、結果に大きくつながったと思います。前者については、発売の1年前から各担当施設に足を運び、医師だけでなく臨床工学技士や看護師など患者さんと接する機会が多い方々にヒアリングを行い、かゆみの症状を抱えている患者さんがどれぐらいいらっしゃるかを把握していきました。

Y.Y

その結果、今までかゆみを訴えていなかった患者さんの中にも「どうせ治らないと思って言ってなかったんだけど、実はかゆみがあって……」という方が数多くいらっしゃることが分かったのです。こうして、コルスバを潜在的に求めている方がどれほど多いのかが判明したことで、導入すべき理由に説得力を持たせることができました。確実にニーズはある。そこをきちんと医療従事者の皆さんに伝えられたことで、導入を前向きに検討していただける透析施設がぐんと増えました。

S.TA

2つ目の「綿密な情報共有」については、逐一営業所内で各自の状況を細かく共有していたため、課題が生じた時点で早急に解決策を投じることができました。導入に成功した場合は、何が良かったのか、どんなアプローチをしたのか。逆に導入できていない場合は、何が原因になっているのか、どんな対応が必要か。背景まで共有し合うことで、説明資料を調整したり、アプローチの方法を変えたりなど、すぐに軌道修正できました。

Y.KA

こうして壁を乗り越えた結果、発売月に採用率は33%を突破し、3ヵ月後には60%を達成しましたよね。高い目標でしたが、やろうと思えば本当に実現できるんだと驚いたのを覚えています。

N.Y

目に見える数字だけでなく、所員のモチベーションの高さも肌で感じ、1ヵ月ほどたった時点で「これはいけるぞ」と思いましたね。そして本当に営業所全国No. 1の採用率を実現した際は、喜びと同時に所員への感謝でいっぱいになりました。

常に大切にしているのは、
個の力を最大限発揮し、チーム力に変えていくこと

ープロジェクトを進める上で、大切にしていたことはありますか?

N.Y

このプロジェクトに限った話ではありませんが、個の力をいかに発揮するかということを大切にしていました。大阪第二営業所では、育成方針の一部に「セルフマネジメント型のMRを目指す」という言葉を掲げており、一人ひとりが自ら考え、行動することを常に意識しているためです。同じ営業でも性格や強みは人それぞれですし、マニュアル通りに進めても、どこかで想定外の事態が起きますからね。プロジェクトの方針や販売戦略は立てましたが、それをどう実践していくかは自分に合ったやり方で進めてもらいました。

S.TA

診療所が多いのか、中小病院が多いのか、どの年齢層の患者さんが多いのか。はたまた、どのようなコミュニケーションが求められるかなど、エリアによっても特徴があります。各エリアの特徴はその担当者が一番分かっているという考えの下、N.Y 所長が私たちに自由に進めさせてくれたおかげで、プロジェクト方針を各自のエリアに最適な形で落とし込むことができました。

A.Y

同感です。なかなかうまくいかなくて悩んでいる時も、N.Y 所長に相談するとまず「A.Yさんはどうしたい?」と聞いてくれるんですよね。その言葉のおかげで、正解なんてないのだから、自分で考えたことをまずは試してみようと思えるようになりました。それと同時に、キッセイ薬品のMRとして一人前になるためには、医薬品の知識やコミュニケーション力だけでなく、自分なりの答えを導き出す力が求められるのだと痛感しました。

S.TE

「セルフマネジメント型のMR」と聞くと「誰にも相談できずに一人で頑張らなくてはいけないの?」「属人的でノウハウが組織に還元されないのでは?」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。誰かが困っている時はみんなで意見を出し合いますし、それぞれの進め方を定期的に共有し、営業所全体としてのスキルを底上げしています。今回のプロジェクトでも月2回の営業所会議を行い、採用軒数の進捗状況と合わせて各々の工夫点についても共有し合いました。

Y.KA

そうですね。先ほどN.Y所長が育成方針の一部を抜粋していましたが、後には「お互いに影響を与えていく組織を目指す」という言葉が続きます。その言葉のとおり、大阪第二営業所では個々のノウハウをいかに組織に還元していくかを重視しているのです。個の力を閉じたものにせず、周りに広げることでチーム力を高めていく。その意識を全員が共通して持っていることが、この営業所の強みだと思います。

A.Y

分かります。私からすると、この営業所の先輩たちは全員違う色を持っているように見えるんですよね。七人七色といいますか。そしてその七色の個性が同じ方向を向いているからこそ、互いの良い点を吸収し合えるし、チームとしての一体感もあるのだと思います。

新薬の市場導入のノウハウを
次世代につなげていきたい

ー最後に、今後の展望について教えてください。

O.K

コルスバの市場導入によって透析施設の医師やスタッフさんより、患者さんから続々と感謝の声が届いているよと教えていただき、新薬の市場導入の意義を改めて実感しました。透析そう痒症で悩んでいた患者さんの症状が改善されたとのことで、医師が私を見つけるなり「キッセイさん! ありがとう!」と駆け寄ってきてくれたときのことが忘れられません。今後も新しい医薬品を求めている方の期待に答え続けられるよう、今回のように個の力とチーム力を活かして尽力していきたいと考えています。

Y.KY

第一線での感謝の声が、次への活力につながりますよね。このやりがいを得られるのは、新薬の市場導入に携わるMRならではだと思います。創業以来掲げている「研究開発なくして製薬企業にあらず」という信念のとおり、キッセイ薬品は今後も研究開発に注力し、新薬を創出し続けていきます。次の新薬市場導入では今回以上に事前準備を徹底し、さらに迅速に届けていけるようになりたいです。

Y.Y

そうですね。私も入社以来、毎年新薬市場導入に携わることができており、キッセイ薬品が新薬創出に本気で向き合っていることをひしひしと感じます。その想いを患者さんに届けるのがMRの役割だと思うので、営業所全国No. 1を今回だけで終わらせずに、今後も結果を残していきたいです。

Y.KA

次の新薬市場導入にも全力で取り組むと同時に、今回得られた知見やこれまで培ってきたノウハウを次の世代に継承していくことも、私たちの重要な使命だと思います。

S.TE

同感です。未来のキッセイ薬品をつくる若手社員たちに、きちんとつなげていきたいですよね。その上で新しい視点を取り入れ、さらに良いアプローチを一緒に考えていきたいです。

S.TA

つなげることと質を高めていくこと、どちらも大切にしたいですよね。個の力もチーム力もまだまだ伸びしろがあるはずですから、年次関係なく意見を出し合い、お互いのスキルを高め合っていきたいです。

A.Y

今の職場は私にとって、営業所全国No.1を実現するような優秀な先輩たちから学べる最強の環境です。MRとしてはまだまだですが、多様な個性を持つ先輩たちの下でとことん学び、一日も早く「セルフマネジメント型のMR」になれるようにまい進したいです。

N.Y

この営業所には、本当に頼もしいメンバーがそろっています。今回のプロジェクトを通じて、個の力を尊重することの大切さを改めて実感しましたし、今まで心掛けてきたことは間違っていなかったんだという自信も得られました。ベテラン社員も若手社員も、誰もが個の力をのびのび発揮でき、チームとしての質も高めていけるように、所長としてこれからも全力で所員を支えていきたいです。

※社員の所属組織および取材内容は取材時点のものになります。

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